道100選のコーナー


山口県山口市パークロード
選定基準

歴史性 親愛性 美観性 機動性
   

 山口の県庁にあるこのパークロードは、付近に国宝瑠璃光寺五重の塔をはじめとする、歴史的、文化的遺産に恵まれた「西の京」ともよばれている古都にあります。この一帯は公園としても整備されており、美術館や博物館、図書館、ザビエル記念聖堂といった文化施設を有する文化ゾーンとなっています。このゾーンの中央を走る道路として昭和55年に完成したのが、「パークロード」の愛称を持つ県道厳島早間田線です。パークロードでまず目につくのは、その緑の多さ。植樹帯だけでなく、ゆったりとした広さを持つ歩道のいたるところに、ランダムに植樹されたケヤキやクスノキ、さらには花や実のなる木などにより、季節感あふれた道になっています。歩道面には、フグやホンシュウジカ、ナツミカンなど山口県ゆかりの動植物の絵がタイルで描かれており、楽しみながら散歩をすることができます。また、信号や道路照明にも独自のデザインを取り入れています。ダークブラウンで統一されたそれらは、緑の多さとも相まって、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。JR山口駅下車徒歩7分。



電線は当然地中化され、すっきりとした道 緑が大変多いのが分かるのでしょう
こちらは歩道。こちらも緑がいっぱい。交差点には地下道路があり、クルマにじゃまされることなく歩けます
ここは美術館 信号機などはダークブラウン調に統一されています
路面には、山口にゆかりをもつ動物などの絵がタイルになっています
顕彰碑は分かりやすいところにありました 少しこげたようになった顕彰碑
山口を訪れた際には、ぜひ1度散策をしてみてはどうでしょう?




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